フダンソウとビート・・・その2
中世になると、フダンソウは当時いちばんよく食べられていたスープであるポレの主要な具となります。
そこからフダンソウの異名であるポワレという言葉も生まれました。
そしてマルシェ・ア・ラ・ポワレ(ポワレ市場)通りにパリ初の野菜市場ができたそうです。
それはパリ中央市場ができる前のことでした。
ついでポワレは青菜いっぱんを意味する言葉になりました。
一方、ビートのほうは、肥大した根の肉が黄色いものと赤いものができるようになりました。
後者の場合、その強い赤は、子房内の胚珠のつきかたが独立中央胎座となっている植物群に特有な窒素を含む色素のせいです。
ビートが属するアカザ科もその植物群のなかに含まれます。
この根の赤いものが食用となるいわゆるテーブルビートだが、ビートにはほかに飼料用ビートやテンサイ(サトウダイコン)があります。